訪問歯科とは、“介護を受けている”、又は“体が不自由である”など、ご本人が歯科医院へ通院することが困難な方のための医療サービスです。
歯科医師や歯科衛生士等が患者さまの居宅や施設へ出向き、歯科診療所と同じレベルの歯科治療や口腔ケアを行います。
1 回の治療時間は 20〜30 分程度で治療はすべて保険適応(後期高齢者医療保険=長寿医療保険も含む))となります。
歯に関する治療だけでなく、口腔乾燥(ドライマウス)や嚥下障害訓練などの口腔機能向上のためのリハビリも可能です。
お気軽に近くの歯科医院へご相談下さい。(ご希望がある場合のみ自費診療も可能です)
歯科往診と聞いてもあまりピンと来ない方が多いかも知れません。
しかし介護保険が始まった2000年頃から、歯科医師が患者さまのご自宅へ往診する機会が徐々に増えてきました。
口から食事を摂ることは、全身の健康状態にも様々な良い効果をもたらします。
積極的に歯科の往診をご活用下さい!(歯科往診とは一般的には訪問歯科と同じ意味です)
要介護者の多くは、口腔内に何らかの問題を抱えています。
しかし、身体介護で手一杯でお口の中までは手が回らないというのが現状では
ないでしょうか?
しかし、きちんと口から食事ができるようになるだけで、全身の健康状態は大幅に改善されることがさまざまな研究からわかっています。
また、口腔ケアを行いお口の中を清潔に保つことで、介護予防にもつながります。